冠婚葬祭のお話  


『何で?』『どうして?』が意外に多い冠婚葬祭。
でもまぁ、難しい話は抜きにして・・




三々九度

結婚式の三々九度。
神前に供えられた1つの御神酒(おみき)を新郎新婦2人で分け合う事で、夫婦の契りを結ぶというこの儀式。この回数は何なのでしょうか???

三々九度で使う盃は3つあり、上から小さい順で『一の盃』、『二の盃』、『三の盃』と呼びます。
『一の盃』を新郎が、『二の盃』を新婦が、『三の盃』を再び新郎が、それぞれ三度に分けて飲みます。3つの盃を3度に分けて飲むので『三々九度』という呼び名なのです。

古来、奇数は『陽』を表して、縁起が良い数字であると考えられておりました。
おめでたい数字を3つ重ねた三々九度。明るい人生の門出を表しているのですね。

数字の話でもう1つ。
結婚式で包むご祝儀は、最近では余りこだわる事



墓参り

お墓参りに行ってますか???
お墓参りといえば、お線香、お花、そしてお水。
お線香やお花は故人に捧げるものですが、ではお水?ただ墓石にお水をかけて掃除をする為の もの・・ではないんだそうで。

墓石にかけるお水も、お線香やお花同様、故人への捧げものなんです。
仏教では、死後の世界を10の世界に分けております。その中の1つに『餓鬼道』があります。
餓鬼道は、飢えと渇きに苦しめられる世界。もしかしたらご先祖様の中には、餓鬼道に落ちてしまった人が居るかも知れない・・ならばせめて、水を捧げて喉の渇きだけでも解消してもらいましょう、という事なんだそうです。
墓石にお水をかける時はたっぷりと。あの世で故人が喜んでいらっしゃるかも知れません。




三回忌

故人が亡くなられて7日目に初七日、49日目には四十九日、100日目には百箇日の法要が行わ れます。1年が経つと一周忌。では、2年しか経っていないのに三回忌とはこれ如何に???

三回忌が行われるのは、亡くなられてから丸2年経ってから。
では何故三回忌と云うのであるかといえば、亡くなった年を1年目と数えるから。
三回忌の後は七回忌、十三回忌、十七回忌、二三回忌、二七回忌、三三回忌と続いて参ります が、これらも全て数え方は同じになります。










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